広州 屋台のカキのカドミウム汚染が深刻
暑い夏に友人と連れ立って、ビールを飲みながらカキを食べるのは、夏の醍醐味といえるだろう。しかしある検査報告によると、広州で最も有名なカキ料理店で売られているカキに含まれるカドミウムは、農業部の基準の倍以上の濃度に達しているという。
カドミウムは人体に深刻な被害を与える重金属5種類のうちの一つで、水中で分解されず、人体が吸収した後の被害は大きく、水中で他の毒素と結合して、より毒性の高い有機物に変化する。
専門家によると、炭焼きのカキの加工プロセスは合理的ではなく、加熱される部分はカキの貝の下部のみで、カキの身を完全に加熱することはできない。加熱により細菌を殺すことができないので、大腸菌やコレラ菌などが繁殖しやすく、食後に急性胃腸炎などになりやすいという。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年5月27日