コンビナート夜景に懐かしさを感じる日本人
中国メディアが見る日本 「コンビナート夜景観光」が最近、日本を熱く席巻している。各地で打ち出された「コンビナート夜景ツアー」に、多くの観光客が参加している。「環球時報」が伝えた。
■参加が難しいほどの人気
日本のコンビナート夜景の発祥地・川崎市は、全国工場夜景サミットを企画、「コンビナート夜景ツアー」の口火を切った。同ツアーは2008年に試験的にスタートし、2010年に観光ルートとなった。東京都民に便宜を図るため、東京駅発のツアーも用意されている。
記者は川崎駅発のバスツアーを体験した。参加者をみると、若いカップルや夫婦のほか、お年寄り、子ども連れの親などさまざまだ。夕方6時半の定刻通りにバスは出発、コンビナートにさしかかると、夜景を存分に堪能できるよう、車内の灯りが消灯された。各工場ひとつ一つを通り過ぎるたびに、ガイド・亀山安之さんは参加者のために心を込めて解説した。