2012年12月20日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:15:59 Dec 20 2012

中日の領土問題 日本の輸出に大打撃

 英フィナンシャル・タイムズ紙は12月20日に記事「中日の島を巡る紛争、日本の輸出に再び大打撃」を掲載した。同記事は、日本の対中国輸出が11月に再び激減したが、これは領土問題が日本経済に影響を与え続けていることを示すものだと報じた。新華網が伝えた。

 同記事の内容は下記の通り。

 対中国輸出の減少により、日本の貿易赤字が9534億円(約113億ドル)に達した。11月の赤字額は過去30数年間で3番目となり、貿易赤字は5カ月連続となった。

 今年の赤字額が現時点で6兆8000億円に達していることから、通年の赤字総額は過去最大を記録する見通しだ。日本は1980年に2兆6000億円の貿易赤字を記録したが、それ以降は黒字を続けていた。

 悪化の一途をたどる貿易収支は、首相就任を予定している安倍晋三氏に対して、総選挙時の公約を実現するよう圧力をかけている。それはつまり、景気刺激と円安により、日本経済を再び成長の軌道にのせることだ。

 来週水曜日に首相就任を予定している安倍氏は、円高進行を食い止める措置を講じると宣言した。円高により日本の輸出企業の競争力が損なわれており、企業の海外収益が減少している。

 RBS証券の西岡純子チーフエコノミストは、「円安により輸出を刺激できるが、輸入商品が高額になり、貿易収支を損ねるだろう。円安が貿易収支を改善するという観点は間違っている。輸入額が増加し、貿易収支が実際には悪化するだろう」と指摘した。

[1] [2] [3]




中国は「褒め殺し」に注意すべき 日本の経験が教訓に

ヘッジファンド 日本売りのチャンスをうかがう

もし日本人観光客が中国に来なくなったら?

日本企業 中国を離れて低迷から抜け出せるか

日本経済が中国への依存度は想像以下

人材不足が原因で下降し続ける日本経済

国産日系車 販売量が下げ止まり回復上昇へ

日本、中国以外からレアアース調達へ

狂気じみた金融政策が、日本を崩壊させる

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古