中国の新規3Gユーザー、昨年は1億人突破
中国移動、中国電信、中国聯通の三大事業者の発表した数字によると、中国の移動通信ユーザーは昨年末時点ですでに11億人以上に達した。このうち3Gユーザー数は2億3400万人を超え、全体の20%を突破。中国の3Gサービスは急速な発展段階に入っている。南方日報が伝えた。
3Gは2Gと異なり一斉にスタートしたため、中国移動の「一人勝ち」ではない。内訳は中国移動が新規3671万6000人、累計8792万8000人。中国聯通が新規3644万人、累計7647万人。中国電信が新規3267万人、累計6905万人。累計で三大事業者に大きな開きはなく、2012年の新規ユーザー獲得数ではほぼ横並びだ。
だが全体に占める3Gユーザーの割合では中国電信は42%、中国聯通は32%で、中国移動の12%を大きく上回っている。Reational ABの張星アナリストはその理由として、中国移動は2G時代のユーザーが多すぎること、中国電信と中国聯通が3Gブランドの形成で優位に立ったことを挙げた。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年1月24日