甘粛省・大雲寺遺跡 金張りの仏像が発掘
甘粛省◆川県の大雲寺遺跡でこのほど、数十体の仏像が発見された。発掘された中で最大の仏像は、顔に金張りが施された1.65メートルの仏頭部だ。また仏像が発見された地点の東側と北側からも、二つの地下宮殿が見つかった。これはシルクロードでは珍しい文化財の発見で、唐代・宋代の大雲寺、およびその前身である隋代の興国寺の歴史を研究する上で豊富な資料を提供した。また、歴代王朝が精巧な仏像を集中的に埋蔵した歴史的秘密を究明する上で、貴重な歴史的情報がもたらされた。発掘された仏像はいずれも人の手により彫刻されており、高い考古学・歴史的・芸術的価値を持つ。西北大学の考古学者は、「金張りが施された仏の顔は重要文化財であり、2012年度全国十大考古発見」に申請する条件を満たしていると述べた。光明日報が伝えた。(編集YF)
*◆はさんずいに「経」のつくり
「人民網日本語版」2013年1月31日