中国4G基準 世界で試験運用が広まる (2)
趙司長は、「中国科学技術部はその他の部門と密接に連携し、TD-LTEおよび4G後のモバイル通信先進技術の研究開発・産業化を共同推進している。モバイルネットワーク、モノのインターネット、クラウドコンピューティング、ビッグデータ、スマート都市、スマートハウスの発展と結びつけ、ブロードバンドモバイル通信の革新的な応用を推進している。次世代モバイル通信の発展において中国が有利な位置を占め、ワイヤレスモバイル通信技術・基準・産業・サービス・応用の先進国の一つになるよう努めている」と語った。
2012年末の中国3G基準の利用者数は8792万8000人に達し、中国3G利用者総数の3分の1以上に達した。中国3G基準はまた、本国企業を中心とする整った産業チェーンを初めて形成した。そのネット接続成功率は99.65%に達し、質の高い通信網が構築された。
統計データによると、TD-SCDMAの産業化により2、2011年末までに約1兆元の資金が投入され、直接的・間接的にGDPを計5000億元(約7兆5000億円)引き上げ、約43万人の雇用を創出した。TD-SCDMAは2013年に、市場けん引のみに依存する爆発的な発展段階に入り、利用者数が2億人を、端末の販売台数が1億5000万台を超える見通しだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年2月25日