中日韓 初の三カ国災害対応机上訓練を実施
中日韓「三カ国災害対応机上訓練」が14日、ソウルで実施された。今回の訓練は、中日韓三カ国の協力事務局が主催し、中国外交部・民政部、韓国外交通商部・国家緊急管理局・気象庁、日本外務省・内閣府・国際協力機構を含む三カ国の災害対応関連部門の政府関係者と専門家が出席した。人民日報が伝えた。
同訓練は、大地震発生時の三カ国の緊急対応をシミュレートした。また被災国内の対応・災害情報、国際援助の要請と協調、国際援助の派遣と受入で起こりうる問題について想定した。
三カ国の協力事務局の申鳳吉・韓国所長は、「今回の訓練は、三カ国の実務的な協力の強化を促し、災害通報・援助提携メカニズムを構築し、三カ国の政府関係者の交流を促した。同訓練を毎年開催し、全面的かつ効果的な北東アジア地域災害救助提携メカニズムの建設に向け、堅固な基礎を築いていきたい」と語った。
同演習は2011年第4回中日韓サミットで実施が決定された。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年3月15日