オンラインゲーム モバイルネットワークの安全の脅威に
モバイルネットワークは高度発展段階に入り、ネットセキュリティ事件が増加している。中国国家コンピュータネットワーク緊急技術処理協調センターがこのほど発表した「2012年第4四半期中国モバイルネットワークアプリケーション安全検査・分析報告書」によると、モバイルネットワークにおける、悪意あるアプリ・ソフトのダウンロード件数トップ10のうち、1-7位がゲームによって占められた。人民日報が伝えた。
中国モバイルネットワークアプリストアにおける悪意あるソフトのダウンロード件数は、昨年第4四半期に延べ1100万回を超えた。主にゲーム類・常用ツールに集中し、ゲームが1−7位を占め、最多で延べ400万回に達するものもあった。中国のモバイルネットユーザー数は2012年、デスクトップPCによりネット接続を行うユーザー数を上回り、4億2000万人に達した。これに伴い、モバイルネットワークのセキュリティ問題が注目されるようになった。
オンラインゲームの悪意あるソフトは、携帯電話のバックグラウンドでアプリを開くことでシステムを破壊し、サイトに自動アクセスし通信量を発生させ、さらに通話を妨害し、ショートメールでユーザーのプライバシーを漏洩させる。専門家は、「ユーザーは携帯電話を安全に使用する習慣をつけ、未認可のアプリなどを動作させず、公式にリリースもくしは認証されているアプリを選びダウンロードするべきだ。またウイルス対策ソフトをダウンロードし、ウイルス感染を防ぐべきだ」と提案した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年3月28日