チャイナ・テレコム、被災地の通信網回復に尽力
中国電信(チャイナ・テレコム)は23日16時30分現在、天全県・蘆山県・宝興県の33の郷鎮のうち、27の郷鎮の公共通信を修復した。復旧されていない6の郷鎮のうち、4の郷鎮に衛星電話が配備され、緊急時の通信が可能となった。雨天や道路通行などの影響を受けながらも、中国電信は通信網の復旧作業を続けている。人民網が伝えた。
中国電信が被災3県に持つ計87基の基地局のうち、59基が損失を受けた。そのうち一部の基地局は修復後に、余震による被害又は発電機の燃料不足によりサービス提供が再び中断されている。
23日16時30分現在、38基の通信基地局が修復され、サービスが中断もしくは支障が生じている基地局は21基となった。基地局修復は現在、主に道路交通の遮断と悪天候による影響を受けている。
中国電信は3県で緊急通信車両を使い、8基のCDMA移動基地局を稼働し、救助活動および被災者に通信サービスを提供している。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年4月24日
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