2013年7月23日    ホームページに設定人民網モバイルニュース配信メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:16:10 Jul 23 2013

通信速度は3Gの10倍 4Gの普及に向けた課題とは?

 中国電信(チャイナ・テレコム)は7月18日、南京市で初の4G試験ネットワークを開通し、主にアジアユースゲームズの各会場、空港、駅、主な観光地や大学などをカバーし、ピーク時の通信速度は100Mbpsに達する。中国国内の4G営業許可証の発行日が近づくにつれ、国内の通信キャリアは4Gネットワークの構築を加速している。メディアの報道によると、中国移動(チャイナ・モバイル)はすでに4G第2期ネットワーク設備の入札募集を開始しており、年内に少なくとも20万基のTD−LTE基地局を建設し、全国100の地市級以上の都市をカバーする予定だ。中国聯通(チャイナ・ユニコム)もFDD-LTEおよびTD-LTEの混合ネットワークのテストを開始している。人民日報が伝えた。

 4Gの未来は美しいものに見えるが、中国国内で4Gを大規模普及させるためには、さまざまな複雑な問題を整理する必要がある。

 ◆広州・深センの中心区、4Gカバー率が3G水準に達する

 中国移動、大唐電信、華為(ファーウェイ)、中興(ZTE)などの中国企業が主導するTD-LTE技術規格は、大規模な通信量、高速な通信速度、高いスペクトラム利用率、ストリームのフレキシブルな調節といった特長を持ち、2010年10月に欧州主導のFDD-LTEと共に、国際電気通信連合(ITU)から4G国際規格に指定された。中国移動広東公司の技術専門家の潘毅氏は、「FDD-LTEは依然として正式に導入されておらず、現在ユーザーにお試し版を提供している4Gは、中国移動が主導し、知的財産権を保有するTD-LTEだ」と説明した。

 中国国内では、4Gの試験的な実用化が相次いでおり、TD-LTEの大規模試験を実施している都市は13都市に増加した。中国移動広東公司の徐竜総経理は記者に対して、「広州と深センは現在、全国最大規模のTD-LTEネットワークを構築しており、杭州と共に国内TD-LTE試験都市のトップ集団入りを果たした」と語った。

[1] [2]

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古