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国務院:4Gライセンスを年内に交付へ

 国務院の李克強総理は12日、常務会議を召集し、3Gネットワークのカバーエリア拡大、サービス品質の向上、年内に4Gライセンスを交付するなどの方針を明らかにした。中国新聞網が伝えた。

 会議では、情報関連の消費を促進し、▽市場志向▽改革推進▽需要によるけん引▽秩序ある安全な発展--という原則にのっとり、工業化と情報化の融合を推進していくことが提起され、以下の方針が示された。

 (1)「ブロードバンド中国」戦略を実施し、ネットワーク、通信インフラの建設とアップグレードを加速する。FTTH(光ファイバーの家庭向けサービス)を推進し、ネット速度を大幅に向上させる。3Gネットワークのカバーエリアを拡大し、サービスの質を向上し、年内に4Gライセンスを交付する。三網融合(通信網、インターネット、有線テレビ網の融合)を全面的に推進し、年内に全国的に普及させる。民間資本が株式取得の方式で基礎通信市場へ参加することを奨励する。

 (2)「情報恵民」プロジェクトの実施を加速する。公共情報サービスプラットフォームを構築し、教育・医療分野で優良資源の共有を推進し、住民健康カードの応用を普及し、雇用情報の全国ネットワーク化を加速する。金融ICカードの公共サービス分野での応用を推進する。条件の整った都市で、スマート都市のモデル建設を進める。

 (3)情報関連の商品と消費の内容をより豊富にする。スマート端末の開発を奨励し、イノベーションを通じて消費を導く。新興サービスを開拓し、モノのインターネットの応用モデルを実施し、Eコマースの発展に力を入れる。

 (4)情報関連の消費をめぐる、安全で信頼できる環境を構築する。法に基づき個人情報の保護を強め、市場の秩序を規範化し、ネットワーク情報の安全保障能力を高める。

 これらの努力を通じ、第12次五カ年計画(2011-15年)の残り3年で、情報関連の消費の年平均増加率を20%以上とし、Eコマースの取引額を大幅に増加させる。(編集SN)

 「人民網日本語版」2013年7月16日

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