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シンガポールと中国 デング熱ワクチンを共同開発

 シンガポールと中国の科学者はデング熱の新型ワクチンを共同開発した。臨床試験が成功した場合、デング熱の4種の血清型を同時に予防できる初のワクチンが誕生することになる。新華網が伝えた。

 同研究は、シンガポール科学技術研究庁に所属するシンガポール免疫学チーム、シンガポールノバルティス熱帯病研究所、中国軍事医学科学院微生物流行病研究所の協力により実施された。

 シンガポール科学技術研究庁は13日、「研究者は新プランを採用し、デング熱ウイルスが患者の免疫システムに身を隠す能力を低下させた。弱体化したデング熱ウイルスは、安全かつ効果的なワクチンになる可能性がある」と発表した。

 デング熱は蚊によって広まる疾病の一つだ。デング熱はヤブ蚊によって広まり、一般的にはウイルスの種類により4種の血清型に分かれる。シンガポールでこのほど大流行したデング熱は、すべてこの4種の血清型によるものだった。

 現段階では、デング熱の効果的なワクチンが存在しない。シンガポール科学技術研究庁のチームは今後、ワクチンの配合を研究し、一度の注射により4種の血清型のデング熱を予防できるようにする予定だ。この計画が人体実験に成功した場合、デング熱ワクチンの画期的な進展となる。

 シンガポールでは、今年に入ってから計1万4363人がデング熱に感染しており、5人が死亡している。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年8月14日

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