中国広核集団、ルーマニアの原子炉増設に出資
中国広核集団有限公司は本日、「現地時間11月25日午後、中国広核集団有限公司とルーマニア国営のニュークリアエレクトリカは、チェルナボーダ原発の3・4号基の提携意向書に署名した」と発表した。同社は10月17日にも、フランス電力公社(EDF)との間で英国の原発の投資・建設に関する戦略提携合意書を締結している。この欧州諸国で2回目となる原発を巡る提携は、同社の海外進出の新たな一歩を示した。人民日報が伝えた。
チェルナボーダ原発はドナウ川沿いのコンスタンツァ県に位置する、内陸部の原発だ。同プロジェクトは5基の原子炉の建築を予定しており、1・2号基はすでに稼働を開始している。3・4号基はルーマニア政府が重点的に推進するプロジェクトで、2010年12月5日に欧州委員会から承認され、2019年と2020年に発電を開始する予定だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年11月27日