北京市、路線バスの到着時間をリアルタイムで発表
北京では年末までに、携帯電話を使いリアルタイムで停留所到着時間を調べられる路線バスが、現在の78本から100本に増加し、2015年初にすべての路線がカバーされることになる。また将来的には、三環路内に路線バス電子時刻表が設置され、携帯電話がなくても到着時間が分かるようになる。法制晩報が伝えた。
北京市交通委員会、北京市公交集団の関係者は、「リアルタイムで路線バスの到着時間が調べられる携帯向けアプリ『北京リアルタイム公共交通』のダウンロード件数は10万件を突破し、78本の到着時間の的中率が85%に達している」と述べた。
同アプリがカバーする路線は、年内に現在の78本から100本に拡大される。郊外の乗客の実需を見据え、郊外の路線バスを試験的サービスの範囲内とし、年末までに延慶県・通州区のリアルタイム公共交通サービスの発表を計画している。
また2014年末から2015年初にかけて、路線バスのGPS設備を完備させる。これにより、すべての路線がリアルタイムで到着時間を発表できるようになる。
交通部門は今後、公共無料レンタル自転車や駐車場の情報を盛り込み、携帯向けアプリで駐車場所を事前予約できるようにすることなどを検討する。また電子時刻表の取り組みを強化し、社会化投資によりシステムを構築する。これには三環路内、長安街、両広大街などの大通りが含まれる。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年12月12日