CCTVのバラエティ番組「了不起的挑戦」　地道さが人気集める (2)

ビックスターを起用しないことがかえって好評価に

「了不起的挑戦」は阮経天（俳優）、撒貝寧（司会者）、華少（司会者）、楽嘉（司会者）、沙溢（俳優）、岳雲鵬（漫才師）の非常に親しみやすいがトップスターではない6名が番組のゲストとして出演している。彼らは芸能界でそれほど注目を集めているわけではないので、放送開始前の評判はそれほど高くなかった。

しかし結果として「了不起的挑戦」は素晴らしい評価を受けることになった。6名のゲストは番組の中で異なる選択をし、異なる業種の異なる労働者たちと一緒になったことで、彼らも今まで考えたこともなかった挑戦をすることになった。岳雲鵬は「何もかも失った」とでもいうような憂い顔を浮かべ、阮経天と沙溢の花と見紛うばかりの「キャビンアテンダント姿」は視聴者の笑いを誘った。撒貝寧は普段の厳格な司会者とは打って変わってかわいくおちゃめな姿を見せ、楽嘉は上着を脱いで十数キロの荷物を担ぎ山あいの街の通りを行き来した。6名のゲストは時におかしく、時にリアルな表情で多くのファンから支持されている。