国家電網公司はこのほど、「国家電網公司の新エネルギー発展促進白書(2016)」を発表した。中国の新エネは2015年も急成長を維持し、風力発電および太陽光発電の新規設備容量が共に記録を更新した。風力発電設備容量は4年連続で世界一をキープし、太陽光発電設備容量は初めてドイツを抜き世界一になった。北京日報が伝えた。
中国の新エネ発展は、世界のトップ集団に入っている。中国の風力発電・太陽光発電設備容量は2015年の時点で1億7000万kWに達し、世界の4分の1以上を占めた。国家電網公司が管理する風力発電設備容量は1億1664万kw、太陽光発電設備容量は3973万kWに達し、国家電網の新エネ発電規模は世界最大となっている。中国の2015年の風力発電量は、前年比16%増の1851億kWh、太陽光は64%増の383億kWh。
国家電網公司の第13次五カ年計画送電網発展計画によると、全国の新エネ発電設備容量は2020年に4億1000万kWに達する予定。うち風力発電は2億4000万kW、太陽光発電は1億5000万kW。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年3月15日