2016年3月14日  
 

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「コスト最高都市」はシンガポール 上海11位

人民網日本語版 2016年03月14日08:34

シンガポールはこのほど3年連続で「世界で最もコストが高い」都市になった。一財網が伝えた。

英国紙「エコノミスト」の調査部門エコノミスト・インテリジェンス・ユニットがこのほど発表した報告書「グローバル生活コスト調査2016年」で、今年もシンガポールが総合世界一になった。ただコスト指数は前年比10%低下した

上位10都市をみると、過去12カ月の間に香港が総合7位になり、生活コストはチューリヒと並ぶ2位で、シンガポールを2%下回るだけだった。

調査によると、人民元の値下がりで大陸部都市の平均生活コストが基準都市のニューヨークを約2.5%下回った。だが大陸部都市の平均順位は13位上昇し、上海は総合13位で、生活コストは東京と並ぶ11位だった。東京は過去20年間に、何度か総合1位になっている。

同報告書によれば、グローバル情勢の変動、原油価格と大口商品価格の値下がり、通貨の値下がり、地政学の不安定さなどが、一連の都市の順位を引き下げると同時に、一連の都市の順位を引き上げもした。過去12カ月間に調査対象133都市のうち、順位が変わらなかったのは8都市だけだった。

日本円やブラジルのレアルなどが値下がりしたため、関連都市の生活コストが低下。ユーロ圏の多くの国で経済が大きく低迷し、生活コストの順位も下がった。だがパリは昨年の総合2位には及ばなかったが、まだ5位をキープしている。

米ドルレートが10年ぶりの好調さだったことから、米国各都市の生活コストは他国を相対的に上回った。02年以降、ニューヨークは15位順位を上げて世界10位以内に躍進した。


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