2016年3月14日  
 

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パナソニック 2018年度の家電売上高2兆3千億円目指す

中国市場が売上高の4分の1に貢献

人民網日本語版 2016年03月14日08:42

中国市場において家電の種類が最も豊富な日系企業であるパナソニックが3月9日に行われた2016中国家電消費電子博覧会(2016AWE)期間中に、2016年度の中国市場における家電事業戦略を発表した。一財網が伝えた。

パナソニック(中国)有限公司アプライアンス社中国(AP中国)の山内政直総経理は「パナソニックは2018年度に家電事業の売上高2兆3千億円を実現する計画で、中国は家電事業の発展における重点エリアとなるだろう」と語った。

AP中国の副総経理でコンシューマーマーケティング社の張凱総経理は記者に対し「2018年までには中国市場におけるパナソニックの家電事業がその売上高の4分の1に貢献する計画だ。同時に現在は日本の家電事業の半分に満たない売上高を日本と肩を並べるまで引き上げる」と語った。

山内総経理は「中国経済の成長速度は鈍化しているものの、中国人の所得があがり、優れた製品に対するニーズが増えており、中国の富裕層は今後10年間で3千万家庭増える見通しだ。日本の技術と専門スキルがパナソニックの強みであり、中国の富裕層をパナソニックの顧客とするのが目標だ」とした。

スピーディに発展する中国市場に対応するため、パナソニックは2015年、中国で家電事業の開発、製造、販売を組み合わせた会社を立ち上げ、意思決定の速度をアップし、エリアごとに決定権をもつ経営モデルを実現している。

パナソニック中国の家電事業は今後発展のため次の3つの点を重視する。

〇顧客層の対象は家庭の年収が21万元以上の子供のいる共働きの家庭。


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