米国ドラマ「フレンズ」(1994‐2004年)に登場したチャンドラー・ミュリエル・ビングとジョセフ・フランシス・トリビアーニ・ジュニアを覚えているだろうか?ルームメイトで親友の二人の励まし合う姿は、本当の友情とは何かを教えてくれた。そのような友情がもたらす益は感情的なものにとどまらない。最近、米国スタンフォード大学が発表した「神経精神薬理学」に掲載された研究結果によると、男性同士の深い友情は、ストレスを解消してくれ、健康にも大きな益がある。その效果は、恋愛関係がもたらしてくれる益にも匹敵する。環球網が報じた。
研究者によると、男性同士の深い友情は、脳のオキシトシンの分泌を促進する。オキシトシンは、下垂体後葉から分泌されるホルモンで、オキシトシンの値が上昇すると、ストレスを解消するホルモンも大量に分泌される。また、人間関係に対する恐れを克服し、自信を高めるのにつながる。興味深いことに、恋愛中もオキシトシンの値が上昇する現象が起こり、友情と愛情にはよく似た効能があるようだ。
同研究プロジェクトの責任者エリザベス・カービー氏は、「男性にとって、親友があることは絶対にいいこと。友人から助けを得ることは弱さではない。反対に、親友がいるとストレスに面した時も落ち着いていることができ、健康にも役立つ」としている。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年3月14日