このほど日本の著名な岩井俊二監督が自身の最新作を紹介する際に「現代社会は情報があふれかえり、ネットサービスは便利だが、人と人との関係はどこにあるのだろうか」と問いかけた。新華網が伝えた。
これまでに映画「スワロウテイル」、「Love Letter」、「花とアリス殺人事件」などを手がけた岩井俊二監督が先日台湾を訪れ、新作の「リップヴァン ウィンクルの花嫁」のキャンペーンを行った。
作品はヒロインがネットを通じてボーイフレンドと出会い、あっという間に結婚したが、不倫疑惑が生じ、2人の関係が危機に陥るというストーリー。
岩井監督は記者の取材に対し、このようなストーリー設定は決してネットによる友達づきあいや恋愛関係を否定するものではなく、このような新しい付き合い方はすでに広く認められており、またネットを通じて幸福を得た人も非常に多いと答えた。