日常生活において、人々は言おうとしたことを忘れることがある。心理学的には、これは「一過性健忘」と呼ばれる。米リーダーズ・ダイジェスト(電子版)はこのほど、急に物忘れをする3つのよくある原因について分析した。生命時報が伝えた。
◆睡眠不足
十分な睡眠は記憶力維持を促す。睡眠不足が続くと、物忘れにより重要な時期にミスを犯しやすくなる。2015年に学術誌に掲載された小規模な研究成果によると、男性の被験者の記憶力は、8時間寝た場合よりも4時間寝た場合の方が低下した。
◆慢性的な焦りや不安
常に些細な事で心配すれば、記憶力が低下する。これにより集中力が不足し、同僚に言われたばかりのことを思い出せなくなる。集中力を維持するためには、深刻な不安障害を解消する必要がある。
◆情報過多
各種SNSにより気が散り、集中し新たな物事を長期的に記憶することができない。脳は一定量の刺激しか処理できず、情報過多によりその加工・処理速度が遅れる。記憶力を高めたければ、脳に3つ以上の物事に集中させてはならない。またすべての細かい点を記憶しようとしてはならない。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年5月25日