2016年6月13日  
 

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人民網日本語版>>政治

歴史を知って初めて道義の重みが分かる (2)

人民網日本語版 2016年06月13日15:08

南中国海の本当の状況を知る者には、米国のロジックが全く成立しないことが難なく分かる。米国は法の支配の旗印を度々掲げているが、なぜ国連海洋法条約に数十年経ってもなお批准しないのか。米国は理と法にかなう中国の防御力整備を「南中国海の軍事化」と非難する。では域外国である米国が度々艦艇や航空機を南中国海に派遣して危険な動きをし、同盟国やパートナーを仲間に引き入れて南中国海で標的性の極めて強い「合同軍事演習」や「合同巡航」を行なうのは、果たして「南中国海の軍事化」ではないのか?シンガポール紙ストレーツ・タイムズは少し前の論説で「米国の譲れぬ一線は何か?強権すなわち公理だ」と鋭く指摘した。

「ダブルスタンダード」とは何か?つまるところ覇道と虚偽だ。ローマは一日にして成らず。今日の米国の力も一夜で得られたものではない。もし米政府高官らが自国の短い歴史から得た「成功の秘訣」が覇道と虚偽であるのなら、実に遺憾なことだ。「道を得たる者は助け多く、道を失える者は助け寡なし」。この名言は中国のものだが、その哲理は世界に共通する。この言葉の深い意味を直ちに理解できなくても構わない。心を静めて、米国よりもずっと長く豊かな世界の歴史を一読してみるとよい。本当に読んで理解すれば、「道義」の重みが分かるかも知れない。(編集NA)

「人民網日本語版」2016年6月13日


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