2016年6月8日  
 

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「文通」で架けられた中日友好の懸け橋

人民網日本語版 2016年06月08日11:11

福田さんから楊さんに送られた手紙

電子メールやチャットなどがまだない時代、「文通」が人気となっていた。その手紙に張られる「切手」が、広東省中山市の切手収集家・楊伯鉅さんと日中友好協会・姫路支部の会長を務める福田一郎さんを結び、国境を越えた二人の友情は30年以上続いている。2人の手紙のやり取りはまた、中日の民間友好交流の懸け橋ともなってきた。中山日報が伝えた。

現在、高齢になった二人であるものの、その良い関係は終始変わることはない。二人の切手交換が、中日文化交流を無声のうちに継続させている。

福田一郎とはどんな人?

楊さんは若い時から切手収集が趣味で、いつでもストックブックを持ち歩いている。1980年の夏休み、楊さんは研修に参加した際、ある中学・高校の教師・姜平さんに出会った。姜さんは切手収集に夢中になっている楊さんを見て、しばらく前に日本人から学校に切手が送られてきて、中国の切手を送ってほしいと頼まれたことを話した。すると、楊さんは興奮気味に、「その日本人の情報を教えてほしい」と頼んだ。研修が終わり、楊さんは、見知らぬ日本人である福田さんに一通目の手紙を送った。


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