上半期中国EC取引額　10兆元突破

中国電子商取引（EC）研究センターがこのほど発表した「2016年（上半期）中国EC市場データモニタリング報告」によると、今年上半期のEC取引額は10兆5千億元（約160兆6870億円）に上り、前年同期比37.6％増加した。このうちB2B（企業間取引）市場は7兆9千億元（約120兆8978億円）、ネット小売市場は2兆3千億元（35兆1980億円）。同期のネット通販利用者は4億8千万人に達し、同15.1％増加した。「北京日報」が伝えた。

上半期にはB2B市場の取引額が同36.2％増加し、これは主にB2B事業者の営業収入がそれぞれ増加したことによる。市場シェアをみると、中核的企業7社が53.8％を占め、そのうちアリババ（阿里巴巴）が38.5％とトップに立ち、2位の環球資源を34ポイント上回った。

同報告によると、上半期ネット小売市場の取引規模は同43.4％増加し、通年では5兆2218億元（約79兆8493億円）に達することが予想されるという。（編集KS）

「人民網日本語版」2016年9月19日