第5回中日高級事務レベル海洋協議が14、15両日に日本・広島で開催された。
双方は全体会議及び政治、法律、海洋防衛、海上法執行と安全、海洋経済の4つの作業部会会議を開き、東中国海関連の問題について意見交換するとともに、海上協力の具体的方法について検討した。
双方は東中国海の平和・安定の維持に尽力することで合意した。中日防衛当局の海空連絡メカニズム協議を加速し、第6回専門家協議を早期に開催することで合意した。両国の防衛交流を引き続き推進する事で合意した。
中国公安部(公安省)辺防管理局と日本海上保安庁は、情報交流と密航、密輸、麻薬密売など国境を跨ぐ犯罪の防止について取り締り協力を強化することで合意した。中国海警局と日本海上保安庁は、既存の連絡窓口の役割を十分に発揮し、海上法執行機関と情報、人員の交流を強化することで合意した。
双方は海洋政策及び海洋法について意見交換するとともに、交流を継続することで合意した。中日海洋ゴミ協力専門家対話プラットフォームを早期に設置し、2017年に中日海洋ゴミ合同調査を実施することで合意した。中日海洋捜索・救助協定の早期調印の重要性を確認するとともに、これについて意思疎通を継続するとした。
双方は東中国海問題の原則的共通認識に関わる問題について率直かつ誠意ある意見交換を行なった。双方は年内に中国だ第6回中日高級事務レベル海洋協議を行なうことで合意した。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年9月16日
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