中国商務部(商務省)がこのほど発表した最新統計によると、1~8月に中国大陸部の中国香港、ASEAN、EU、オーストラリア、米国、ロシア、日本への投資は合計876億6000万ドルで、同期の対外直接投資総額74.2%を占めた。対米投資は急増し、伸び率は193.2%に達した。これについて商務部合作司の担当者は「過去8カ月間、中国の対外投資地域は依然として集中する傾向を示しており、先進国・地域で急増した」と指摘した。
全体的に見て、今年に入り中国の対外投資・協力は良好な発展傾向を呈し、安定的に成長し続けている。商務部の統計によると、1~8月、中国国内の投資家は世界約160カ国・地域の6000社近くの企業に対して直接投資(金融除く)を行ない、累計対外直接投資は7751億2000万人民元(1180億6000万ドル)に達し、前年同期比53.3%増加した。対外請負事業新規契約額は8716億8000万元(1327億7000万ドルに達し、前年同期比6.2%増加した。
対外投資・協力の増加継続と同時に、中国の対外投資構造も一層最適化が進んでいる。商務部の統計によると、1~8月の対外投資は主にビジネスサービス業、製造業、卸売・小売業及び情報業、ソフト・情報サービス業となっており、投資総額に占める割合はそれぞれ25.7%、17.9%、15.7%、12%となっている。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年9月16日
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