越境ECはブランドとの協力を模索している。京東の海外通販プラットフォーム・京東全球購はこのほど、日本の化粧品大手・コーセーコスメポートと戦略的協力合意を締結した。これまでにコーセーの旗艦店舗が京東全球購に開設されている。「北京商報」が伝えた。
公開された資料によると、コーセーコスメポートは日本の4大化粧品メーカーの1つコーセーグループの子会社で、1988年に設立された。「クリアターン」ブランドのシートマスクは日本で10年続くベストセラーコスメであり、「ソフティモ」ブランドのメーク落とし、「サンカット」ブランドの日焼け止めスプレーは、日本で最も権威のあるコスメ情報サイト・アットコスメのランキングで上位の常連だ。
京東集団の馮イツ(車偏に失)副社長(京東商城消費財事業部社長)は、「京東全球購はコーセーコスメポートの中国における越境EC事業の初の協力パートナーだ。6月に旗艦店舗を開設してから、販売量は増加の一途をたどって約4倍に増え、同クラスブランドの中でトップだ。このたびの戦略的協力を通じて、双方の協力がさらに深まり、多方面でのウィンウィンが実現する」と話す。双方の協力がスタートすると、京東全球購で取り扱われるコーセー製品は日本と同時期に発売され、価格も日本とほぼ同じになるという。
日本の化粧品ブランドは中国市場で巨大な潜在力を秘めている。関連データによれば、中国人観光客が日本で大量に購入する商品の一つが化粧品だという。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年8月1日
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