北京市警察当局の警察犬がこのほど、警察専用のパノラマVR装着用小型カメラを初めて装着し、任務に当たった。このクールでハイテクな装置が公共の安全を守ることになる。北京日報が伝えた。
子供のこぶし大のサイズで、黒一色の同装置は、世界最先端の死角ゼロのパノラマ撮影技術を搭載。表と裏に備え付けられた二つの高画質カメラで音声や映像を収集し、死角ゼロのパノラマリアルタイム映像を作り出す。さらにインターネットを通じて、映像と音声をリアルタイムで警察官の携帯電話に伝送し、リアルタイムでのモニタリングを実現する。
公安部(省)第一研究所某部門技術責任者の王懐穎氏は「今までの装着用小型カメラは視界が限定的で、通常は90度以上の範囲しか撮影できず、記録が不完全なために、重要な証拠に欠け、判断が難しくなるといった問題がしばしば生じていた。同装置は死角ゼロの撮影と全過程の記録が可能だ」と話す。
特殊な状況が発生した後で、法執行者がその当時の法執行現場を再現したい場合は、装着用小型カメラとコネクトされている携帯電話を使い、ワンキーでVRモードを起動し、VRゴーグルを装着すると、そのVR技術で法執行の過程におけるすべての細部を見直すことができる。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年3月9日
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