九州証券股フン有限公司(フンはにんべんに分)の■(登におおざと)海清チーフエコノミストは、「中国企業は春節前に輸出を前倒しして行い、在庫保管コストを引き下げるので、輸出が春節前に急増し、春節後に急減することになる」と分析する。
■エコノミストは、「春節要因がなくなると、貿易赤字は正常な状態に戻るだろう。3月にはかなりの確率で貿易黒字が出現するとみられる」と予測し、これは米金融グループのゴールドマン・サックスの予測とも基本的に一致する。
貿易赤字が人民元相場に悪材料をもたらすという見方について、専門家は、「貿易赤字に持続可能性はなく、よって人民元相場に対する影響は限定的といえる。外貨準備データと結びつけて考えると、人民元切り下げ圧力が完全に解き放たれるという結論を導き出すことができる」と指摘する。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年3月11日
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