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全文英語でメッセージのやり取りをするデリバリー配達員が話題に (3)

人民網日本語版 2017年03月17日16:17

デリバリーの配達をして受験の準備

今月初め、毛さんは仕事を辞め、四川外国語大学の部屋を借りて生活を始めた。そして、ここでデリバリーの仕事を見付けて、高等教育自学考試を受ける準備を始めた。

「大家さんが僕の話を聞いて、ある山の中腹にある豆花(豆腐料理)の店の仕事を紹介してくれた」と話す毛さんの月給は2200元(約3万6300円)で、食事と寮付きなので毛さんは非常に満足しているのだという。食事の時間になると、四川外国語大学では料理を配達する毛さんの姿を目にすることができる。

毛さんが配達する区域には、山の頂上にある同大学の寮もあり、バイクでは行けないため、徒歩で届けなければならない所もあるという。ピーク時には1日平均で60件ほどの配達をしなければならないのだそうだ。

午後2時過ぎ、配達が終わった毛さんは山の中腹にある店に戻り、昼食を食べる。そして、夕食は8時に食べるというのが毛さんの習慣だ。

夢は同時通訳

毛さんは下半期に四川外国語大学の高等教育自学考試を受ける予定で、毎日、英語の参考書片手に勉強をしている。国際英語交流関係の学部を受験する予定で、卒業後は北京で大学院生として勉強を続け、最終的には同時通訳になりたいと夢を膨らませている。(編集KN)

「人民網日本語版」2017年3月17日


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