毎年フランスで開催される世界屈指のブックフェア・リーヴル・パリがこのほど開幕し、中国からはバラエティに富んだ中国語とフランス語の書籍約600冊を出展している。そのうち約150冊は、物語を1ページ大 の挿絵と見出し文で表現する手のひらサイズの絵本・連環画(れんかんが)で、連環画愛好者たちの間で好評を博している。新華社が報じた。
中国図書進出口総公司のプロジェクト責任者・呂学紡さんによると、今年は中国の出版グループや出版社15社が出展しており、連環画がその目玉となっている。中国美術出版総社が展示している連環画約150冊には、中国の民間説話の「白蛇伝」や「牛郎織女」、さらに、シャーロックホームズ全集などの外国の名作の連環画が含まれている。この他にも、「鬧天宮」や「西廂記」、「武松の虎退治」などの名作連環画の原画も数十点展示されており、連環画特有のタッチや色彩が来場者の注目を集めている。
1981年に始まったリーヴル・パリは、欧洲で最大規模の大衆文化イベントの一つだ。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年3月28日
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