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2016年12月30日  
 

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人民網日本語版>>カルチャー

外国の政治家が愛読している中国の書籍とは?

人民網日本語版 2016年12月30日11:14

あるメディアが最近、米国のトランプ新大統領がこれまでに言及したことがあるとして、「On China 」、「中国は世界に復讐する(The Coming China Wars)」、「The Beijing Consensus: How China's Authoritarian Model Will Dominate the Twenty-First Century」などの中国関連の本20冊を紹介した。同リストは、5年前の米国メディアの報道を基にしており、書籍販売業者の「偽造」ではないかという懐疑的な声もあるものの、中国関連の書籍を読んでいる海外の政治家は少なくない。メディアがこれまでに公にしたそれら書籍を見てみよう。

米国オバマ大統領:「三体」

ドイツの週刊誌「デア・シュピーゲル」の報道によると、今年初め、オバマ大統領は休暇を過ごす場所に本4冊を持って行き、そのうちの1冊が中国SF作家劉慈欣の長編SF小説「三体」だったという。

「三体」は、「地球往事三部作」シリーズの第一作で、第二作は「三体II:黒暗森林」、第三作は「三体III:死神永生」。中国のSF小説を世界レベルに押し上げた最高傑作との呼び声が高く、中国のSF文学において一里塚となった。2014年にシリーズ第一作の英訳が米国で刊行され、大きな反響を呼んだ。15年には、ヒューゴー賞長編小説部門賞を受賞した。同賞の受賞はアジア初の快挙。


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