エジプト訪問中の中国の宮小生中東問題特使は14日、カイロでメディアの取材を受けた際、中東問題の包括的解決に関する中国側の主張は国際社会の広範な賛同を得たと表明した。人民日報が伝えた。
宮特使は「このほど終了したBRICS中東特使会議は中東問題への注視を表明した。中東問題の包括的解決に関する中国側の主張は会議で広範な賛同を得た。この主張には二層の意味がある。第1に、パレスチナ問題、シリア問題、イラク問題、リビア問題、イエメン問題という中東の5つの紛争問題の包括的解決。この5つの問題は相互に結びついており、中東問題の『根本的原因』としてパレスチナ問題は特に軽視できない。第2に、『包括的解決』の意味するものは政治的解決、和平と対話の促進だけでなく、戦後の復興、緊急人道支援、現地の経済的・社会的発展も考慮すべきだ。こうした問題を解決しなければ、地域情勢は安定せず、現地の人々の政治的解決への支持も得られない」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年4月17日
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