ネット掲示板を皮切りに、チャットアプリのQQ、ブログの微博(ウェイボー)、SNSアプリの微信(Wechat)などが次々と登場し、絵文字やスタンプはこうしたソーシャルメディアの中で広く楽しまれるようになった。そして、英オックスフォード辞典が「15年ワード・オブ・ザ・イヤー」を選出し、「泣き笑い」の絵文字がトップになったり、ウサギのキャラクターTuzkiやアニメキャラクターの阿狸(アリー)などのスタンプが大人気になったりと、絵文字やスタンプは日に日にバラエティに富むようになっている。黄色い顔の絵文字から、医者や教師、アイドルなど各業界の人物をテーマにしたスタンプなど、絵文字やスタンプのユーザーはさまざまな方面の業界に影響を与えるようになってきている。光明日報が報じた。
モバイルインターネット時代を迎えた現在、絵文字やスタンプは依然としてソーシャルアプリ上で活躍するポップカルチャーとなっており、「字は打たずに、絵文字やスタンプだけでチャットする」というインターネットソーシャル文化も誕生している。
新しく発表された「中国のネットユーザーの情報生産・感情的価値構造の変遷報告(2012—16)」によると、感情を表す際、1970-2000年の間に生まれた各年齢層のユーザーにそれぞれの傾向があり、女性は男性より絵文字やスタンプを使って感情を表すことを好む。また、中国北方地方のユーザーは南方地方のユーザーよりも表現が遠まわしだという。
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