日本で3年修行して漫画で自活できるように
2009年、戴さんは漫画産業が発展している日本に留学することを決め、漫画家のアシスタントを務めるようになり、漫画家が原稿を仕上げるのをサポートするうちに、多くのことを学んだ。
3年後、戴さんは台湾に戻り、創作活動を始め、現在に至っている。「初めのころ、家族は、『この業界では飯を食っていけない』と私が漫画を勉強することに反対だった」というものの、外見は温和でも、強い信念を持つ戴さんは、自分で決めたことをそう簡単にあきらめず、「家族を説得し続け、自分が漫画家として進歩していることを示すことで、家族の考え方を変えた」という。
その後、戴さんの作品は人気を博するようになり、作者と読者が交流するイベントに参加して、お金を稼ぐこともできるようになった。「漫画を描いて自活できるようになった私の姿を見て、家族は、『漫画も仕事になる』ことを認め、今までの考え方を変えてくれた。そして、私がこの道を進み続けることを許してくれ、あれこれ言わなくなった」という。
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