2016年6月24日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪ツイッターFBLINE微信RSS
人民網日本語版>>中日フォーカス

日本の漫画編集者ってどんな仕事?

人民網日本語版 2016年06月24日09:19

漫画家・漫画評論家の夏目房之介氏

最近ある日本のドラマが、近頃盛り上がりに欠ける日本ドラマ人気に火をつけている。ドラマ「重版出来」は松田奈緒子原作の同名漫画をドラマに改編しており、主演は黒木華、オダギリジョー、坂口健太郎ら。日本の漫画編集部の日々を描いた作品で、春クールで一番良かったドラマとの呼び声も高く、情報コミュニティサイトの豆瓣でも9.2ポイントの高得点を得ており、黒木華演じる新人の漫画編集者・黒沢心が奮闘するというストーリーもネットユーザーに前向きなドラマとして人気を集めている。しかし、ドラマとは所詮虚構の中でのこと。現実において、日本の漫画編集者はどんな日々を送っているのだろうか?22日、漫画家で漫画コラムニストでもある夏目房之介氏がそんな漫画編集者たちの舞台裏を紹介してくれた。人民網が伝えた。

夏目房之介氏は日本の大文豪、夏目漱石の嫡孫にあたるが、彼は漫画に魅せられ、70年代からは雑誌で漫画作品を発表していた。同時に「マンガはなぜ面白いのか―その表現と文法」や「夏目房之介の漫画学-マンガでマンガを読む」などの評論作品のほか、「漫画表現論」という原理を打ち立てるなど、日本漫画評論の第一人者とも言える人物だ。「漫画はなぜ面白くなるのか」という特別講座の中で、夏目氏は漫画家の背後にいる編集者が日本の漫画を更に面白くしていると紹介している。これらの人々の存在が、日本のアニメと漫画の創作領域において、編集者本人も気づかない特徴をもたらしているという。しかし、漫画家の背後にいる彼らの仕事は決して簡単なものではない。その大変さは夏目氏という日本漫画界の「古強者」をして、日本の漫画編集者はいくつもの仕事をこなし、多くの役割を担う大変な仕事であると言わしめるほどだ。


【1】【2】【3】【4】【5】

関連記事

コメント

最新コメント