同社の碼特CTOは「画像からの画像検索を実現するため、当社はProductAIという視覚応用開放プラットフォームを構築した。衣料品や家具などの各業界の企業と提携し、大量の商品の写真をデータバンクに入力し、情報表示を行う。同プラットフォームは昨年10月の開放から現在に至るまで、1000社弱から使用申請を受け付けている。画像のデータ量も1日毎に急増している」と説明した。
◆顔認証の神器 犯罪者を逃さない
テンセント優図実験室は、スマート顔認証システムを開発した。ある人の顔写真を入力するだけで、システムは動画の中から自動的にその人を特定する。しかも光の具合やメガネなどのアクセサリー、表情、横顔などの要素を効果的に除去し、認証に影響させない。
同実験室高級市場マネージャーの王穎氏によると、同システムは五官測位アルゴリズムを用い、眉毛、目、鼻、口など90ヶ所の位置を正確に記録し、測位の誤差を1.5画素内としているという。これは人の手による記録の精度を上回る。
警察当局はこの技術を利用した場合、容疑者の写真を入力するだけで、大量の動画の中から容疑者が残したすべての動画資料を見つけ出すことができ、事件解決の効率を大幅に高めることができる。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年5月3日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn