第3に、「一帯一路」には希望に満ちたビジョンがある。2016年1月16日、57カ国が「大合唱」して創設を計画したアジアインフラ投資銀行(AIIB)が北京で本格始動した。今年3月までに参加国数は世界銀行に次ぐ70カ国に拡大し、法定資本は1000億ドルに達した。開業から1年余りで、AIIBは17億ドル余りの融資で125億ドルの投資につなげ、いくつかの国のインフラ整備における資金調達の難題を解決した。AIIB、シルクロード基金に代表される投融資プラットフォームは予想を上回る成果を挙げ、希望に満ちている。
現代の「一帯一路」には、古代のシルクロードと海のシルクロードが依然はっきりと痕跡を留めている。2000年余り前、中国の張騫が西域へ使節として赴いた。700年余り前、イタリアのマルコ・ポーロが中国を遊歴した。600年余り前、中国の鄭和の率いる艦隊が帆を揚げ出航した。400年前、ドイツのクレーフェルトが杭州と絹織物貿易を始めた……中国と世界の経済・文化交流は古来絶えることなく続いてきた。21世紀の今日、今年5月14日に開催される「一帯一路」国際協力サミットフォーラムで、中国は再び各国の来賓を迎える。われわれは期待に満ちている。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年5月11日
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