中国語は得意でないものの、張本選手は表現力に富んでおり、短い一言一言で、自分の考えを適切に言い表す。「僕は中国の卓球選手・樊振東が一番好き。樊選手のファンで、特にバッグハンドのテクニックは、普段、そのやり方を真似して練習している」という。
張本選手と樊選手には共通点がたくさんある。例えば、若くして有名になり、世界ジュニア卓球選手権のシングルスで優勝したという点も同じだ。しかし、張本選手は、樊選手のようなトップレベル選手になるのは簡単な事ではなく、中国の選手とは全体的なレベルでまだ大きな差があることをはっきり理解している。「中国に勝つためには、もっと頑張らなくては」と張本選手。
水谷選手との試合があった1日は国際こどもの日で、ある記者が張本選手にお祝いの言葉をかけると、張本選手は、「卓球は年齢とは無関係。大人でも、子供でもすることができるため、試合の時は年齢のことは考えない」と語った。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年6月5日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn