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英BBCがまとめた中国語のネット流行語 「究極のパワー」など (2)

人民網日本語版 2017年06月07日15:25

同じような意味でもケースバイケースで使う「秀恩愛」「放閃」「閃光弾」

報道によると、「秀恩愛(仲睦ましさをアピール)」は中国大陸で使われ、「放閃(イチャイチャ)」や「閃光弾(アツアツ)」などは、香港地区や中国大陸部のネット上で使われている。「秀恩愛」はわりと以前から流行しているワードであるものの、「ラブラブな様子を披露するカップルは、すぐに別れる」や「ラブラブな様子を披露するカップルは嫌われる」などの関連のフレーズも誕生している。

「閃光弾」というワードはネット上のBBSなどで使われるようになった言葉で、「秀恩愛」と同じく、仲睦ましさを見せつけることを表すが、その程度は「秀恩愛」よりも深刻で、見せつけられた人々が感じる目をそらしたくなるような感覚や心理的ショックも表現している。関連ワードとして、見せつけられた側が使用する「墨鏡(サングラス)」や「墨鏡支援(サングラスによる救援)」などがある。

地域によって違う流行語の誕生の経緯

報道によると、中国大陸部の流行語には語呂合わせが多いという。例えば、「藍瘦香菇(青くて細いキノコ)」という言葉は、辛くて泣きたいという意味の「難受想哭」と発音が似ており、広西チワン族自治区の男性・韋勇さんが失恋した時に作った動画で「辛い、泣きたい」と言ったところ、方言の影響で「藍瘦香菇」と言っているように聞こえたのがきっかけに話題になった。また、有名人の一言が流行語になることも多い。例えば、「小さな目標」という言葉は、中国一の富豪である不動産大手・万達集団の王健林董事長がインタビューで、「まず、達成可能な小さな目標を設定するのがいい。例えば、1億元(約16億円)を稼ぐことだ」と話したのがきっかけで話題になった。

一方、台湾地区の流行語は方言である客家(ハッカ)語やビン南語の音を中国語で表したもののほか、中国大陸部や香港地区のネット用語の影響を受けて誕生したものも多い。

香港地区は文化的背景から、多くの場合広東語や英語がネット用語になっている。また、中国大陸部で話題になったニュースやバラエティー番組などがきっかけとなって人気になる言葉や、英語のイニシャルや語呂合わせ、さらに、広東語が変遷したものなどもある。(編集KN)

「人民網日本語版」2017年6月7日


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