英国メディアによると、中国語の世界のネットユーザーたちは毎日のように新しいネット用語を編み出しており、中には、頻繁に使用されて、多くの人々が普段の生活の中でも使うワードとして定着するようになった言葉もある。英国放送協会(BBC)のサイトが最近、それらの流行語をまとめた。参考消息が報じた。
中国語圏で使われている「究極のパワー」
リオデジャネイロ五輪において、中国代表の傅園慧選手は競泳女子100メートル背泳ぎ準決勝の試合終了後、中国中央テレビ(CCTV) のインタビューに応じ、「明日の試合のために力を残しているのでは?」との質問に、「いいえ、もう究極のパワーを出し切りました」と答えた。
報道によると、傅選手の大げさな表情やかわいい仕草、飾りっけのない答え方などが瞬く間に注目の的となり、「究極のパワー」は 「阻むことのできない力」を形容する言葉として中国大陸部のオンライン上で一世を風靡した。
その人気は、中国大陸部のネット上から香港地区や台湾地区にも波及し、それらの地区のネットユーザーも「究極のパワー」という言葉を使うようになった。その後、「究極のパワー」は、台湾電視公司(TTV)や「大公報」など、それらの地域のニュース報道でも使われるようになった。
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