「第2回中国測量科学研究院科学技術成果発表・応用大会」が14日午前に開かれ、中国の有名な撮影・測量・リモートセンシング専門家である劉先林氏は、「測量地理情報は脇役ばかりを演じるべきではない。オンライン経済、シェアリングエコノミー、海洋経済が注目を集め、地理情報産業の需要が非常な盛り上がりを見せているが、これは伝統的な意義の地理情報と異なり、より厳しい要求を突きつけている」と指摘した。人民網が伝えた。
劉氏は次のように発言した。
この新しい変化により、社会が測量地理情報に突きつける要求は、これまでと大きく異なっている。より詳細で精密で広範であるほか、知識を生み統計・分析に用いることのできる「構造化データ」でなければならない。またより高い速度が必要で、リアルタイムで成果を出さなければならない。
これらの新たな要求は非常に難しく、実現が困難に思える。技術の進歩に伴い、新技術を採用し、革新を続け、クラウドソーシングを実施すれば、目標に近づくことができる。またそうしていかなければ、業界は中心から遠のくだろう。
測量地理情報は脇役ばかりを演じるべきではない。現在、測量地理情報業界の設備製造、データ生成、プラットフォーム応用、生産高の分配は極めて非合理的だ。革新後の地理情報時空ビッグデータを、多くの専門部門が理解していない。依然として二次元の、図形の、構造なき時代に留まっている。我々が自ら主役を演じ、自動運転車、スマート駐車場などのプラットフォームを作る方がいい。
スマート都市が間もなく到来する時代において、測量地理情報業界は革新に取り組み、業界の技術向上をリードし、時代の流れについていくべきだ。同時に管理を規範化し、業界内の秩序ある競争を実現しなければならない。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年6月15日
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