外交部(外務省)の耿爽報道官は21日の定例記者会見で、南中国海問題についての質問に次のように答えた。新華社が伝えた。
現在、中国とASEAN諸国の共同の努力の下、南中国海情勢は沈静化し、積極的な発展の趨勢を呈している。各国は「南中国海における関係国の行動宣言(DOC)」の精神の全面的で実効性ある実行を導きに、「南中国海における行動規範(COC)」協議及び海洋実務協力を積極的に推し進め、実り豊かな成果を挙げている。少し前に貴陽で開催した第14回DOC実行高官会議で、すでに各国はCOCについて枠組合意に達した。
昨年以来、各国は外務高官ホットラインの設置及び「海上衝突回避規範(CUES)」の南中国海での適用でも合意。すでに今年上半期、各国は外務高官ホットラインの試運用に成功した。こうした措置は各国の相互信頼の強化、不測の事態の防止に重要な役割を果たすものと信じる。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年6月22日
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