状況を説明するマーティン氏
日本でもモバイル決済採用
モバイクの日本上陸に残るもう一つの課題は決済方法だ。日本では、中国と比べるとモバイル決済の普及が全く進んでおらず、多くの日本人は現金かクレジットカードしか使わない。
その点について、マーティン氏は、「当社は、日本では、アプリでクレジットカードと紐づけできるシステムなど、複数のモバイル決済方法を採用する」とし、「当社は技術系会社で、モバイル決済以外の決済方法は採用しない」と強調した。また、具体的な料金は挙げなかったものの、日本でも「気にならない価格」で展開するとした。
モバイクを試乗する日本の記者
東京進出のためには「いろんな可能性がある」
モバイクが今後、首都東京に進出する可能性もある。しかし、東京は公共交通機関が非常に発達しており、道路は狭く、坂が多いため、自転車移動には適していないという声もある。そして、モバイクが専用の駐輪場を設置する計画であることを知った日本の記者は、その便宜性に懐疑的な見方を示した。
シェアリング自転車にとっての不利な条件について、マーティン氏は、「当社は必ず解決策を見つける。将来的にはいろんな可能性があると考えられる」とし、それぞれの土地の状況に合わせて変速機付きの自転車や電動自転車などを日本の各都市に投入する可能性をにおわせた。
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