状況を説明するマーティン氏
中国の自転車シェアリング企業・摩拜単車(モバイク)はこのほど、福岡に続いて、札幌でも、サービス提供をスタートさせることを発表した。日本列島を挟み撃ちする形だ。また、年内にはサービスを提供する都市を主要10都市に拡大する計画だ。新華社が報じた。
日本に住む中国人は、モバイクの日本上陸を首を長くして待っており、多くの日本人もモバイクに興味津々となっている。もちろん、モバイクが日本で成功できるのかということに懐疑的な見方をする人もいる。
モバイクを試乗する日本の記者
試乗する日本人記者も
今月23日に東京で開催された記者会見で、モバイクで海外展開を統括するクリス・マーティン氏は、日本市場進出について説明した。
英国人であるマーティン氏は、日本や台湾地区で勉強していた期間があり、英語だけでなく、日本語にも精通している。そんなマーティン氏は、記者会見のステージに、自社開発・生産する自転車に乗って登場し、日本語で、自社の急速な成長やモバイクの特徴について説明した。
日本の報道陣はモバイクに興味津々で、次々に質問が飛んだ。そして、記者会見後も多くの日本人記者がモバイクを取り囲み、中には狭い会場で試乗する記者もいた。
北京の街の至る所にモバイクなどのシェアリング自転車があり、スマホを使って決済を済ませていると聞いた日本人記者は、中国ではモバイル決済が広く普及していることに驚きを隠せなかった。
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