〇北京を訪れる観光客は、何を楽しむのか?
最大の見どころは「建築」
また、報告ではビッグデータを通じて、北京における観光業態に対する総合的な調査・分析が行われた。
観光客が北京ならではの観光ポイントとして関心を寄せるのは、北京の「建築」だ。ビッグデータによると、「故宮(特に天安門広場の一部)」と「長城(特に八達嶺長城))が依然として、北京の観光名所の代表的な存在となっている。
市場認可度と需要に関する分析によると、「皇室建築」、「オールド北京の四合院(伝統的家屋建築)・路地」、「各大王府の遺跡」、「著名人の旧居」、「寺院・教会堂」など伝統的な観光名所が観光客を惹きつける北京の主要観光スポットとなっている。観光客は総じて、これらの文化財が良好な保存状態にあり、訪れる価値があると感じている。また、これら観光名所の「入場券」について、観光客は「安い」としている。
従来の人文観光地区のほか、各有名大学、主要博物館、オリンピック関連観光スポットなども、数年前から観光客にとって外せない北京の見どころとなっている。
このほか、北京の「特色あるシャオチー」、「バーやナイトマーケット」を訪れるレジャーや北京地下鉄の乗車に対しても、徐々に観光客からの関心が高まっている。このように、新しく誕生した観光イベントは新世代観光市場主体のニーズであり、北京観光体系を補う強力な脇役となっており、伝統的な観光エリアとともに新たな北京観光イベント体系を構築・完備しつつある。
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