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香港祖国復帰20周年 過去20年で大陸部観光客が17倍増に

人民網日本語版 2017年06月30日16:48

7月1日、香港祖国復帰20周年を迎える。香港観光発展局の統計データによると、香港地区が中国に返還された1997年以降、観光業は20年に及ぶ飛躍的な発展を遂げ、大陸部から香港地区を訪れる観光客は、1997年の236万人から2016年には4277万人まで増加、増加幅は17倍を上回った。中国青年報が伝えた。

途牛旅遊網のモニタリングデータによると、ある程度の経済的基盤を備え、かつ流行に敏感な26歳から35歳までの若年層が、香港地区を訪れる観光客の主力軍となっており、彼らが占める割合は全体の37%に上る。また、消費能力が高い女性消費者も、これまでずっと香港地区旅行の主力軍となっており、全体の63%を占めている。

〇香港地区を訪れる大陸観光客、過去20年間を通じて増加の一途

途牛旅遊の統計データによると、通年の予約状況から見て、「交通が便利」、「多種多様な楽しみ方がある」などのメリットから、香港地区旅行のピーク時期は、大陸部の祝祭日とほぼ重なっている。具体的には、毎年5月、7月から8月、10月の連休期間に、香港地区を訪れる大陸部観光客数が最も多くなる。また、香港地区が中国伝統文化を大いに継承・発揚していることから、毎年春節(旧正月)に、伝統民族体験のために香港地区を訪れる観光客も多い。

アリババ傘下の旅行予約サイト「飛猪」は、香港地区を訪れる観光客および予約状況に関する香港観光発展局の統計データを総合的に分析した上で、「大陸部観光客による香港地区旅行は過去20年間、低迷期もあったとはいえ、全体的には増加傾向を示してきた。最近、大きなブームが続いていることは、香港地区の観光価値が非常に拡大したことによるところが大きい」との見方を示した。


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