中欧情報自動化・応用数学共同実験室(LIAMA)20周年記念イベントが11日、北京市で開幕した。中国科学院の張傑副院長、在中国フランス大使、在中国オランダ大使が開幕式に出席し、挨拶した。中国・フランス・オランダの3者は午前中に契約書に署名し、重要な科学技術分野において、提携先に引き続き相互補完の協力チャンスをもたらすことになった。新華社が伝えた。
LIAMAは1997年創設の中国とフランスが初めて設立した共同実験室。設立から20年にわたり、LIAMAは中国・欧州双方(特に中国・フランス間)の科学研究協力における一連の重要な成果の誕生を促進した。なかでも「脳ネットワークチームプロジェクト」は脳全体の詳細なエリア別マップ、脳全体連結マップを作成し、世界の同業者から注目された。「マンマシンインターフェース」関連の研究成果も、国の一連の重点研究開発計画の重要な基礎になった。神経計算チップの協力は、中国の「脳チップ」の研究を促進した。これらの取り組みは、中国科学院国内外長期共同研究プラットフォームの先例となり、中国・欧州の科学研究をめぐる実務的な協力を促し、中国の対外友好関係の構築と発展にも貢献した。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年7月12日
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