北京市衛生・計画出産委員会は2日、患者にとって最良の治療タイミングを逃さないようにするため、北京市で脳卒中緊急救助フローシステムを構築したと発表した。科技日報が伝えた。
同システムは北京市の40以上の各レベルの医療機関からなる。院外緊急救助120システム、院内緊急救助体制、コミュニティの衛生システムと協力し、複数のシステム間で連絡が可能な情報プラットフォームを構築。院外緊急救助時に、脳卒中の患者を真っ先に識別し、最も適した病院に搬送し、病院側に診察の準備をするよう事前に連絡する。こうすることで脳卒中の緊急救助のタイミングを早め、救助の時間を大幅に短縮し、脳卒中の救助及び治療の質・効率を高める。
国家神経系疾患臨床医学研究センター副主任の王擁軍教授は、「同システムの構築の最大の意義は、脳卒中患者の死亡率を下げる点にある」と話した。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年8月3日
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