「多くの食品には、製造過程でナトリウム補助材料や添加剤を防腐剤として入れてあり、食品の外観や口当たりをより良くしている。例えば、ビスケットに含まれる膨張剤や、ベーキングパウダーに含まれる重炭酸ナトリウム、化学調味料に入っているグルタミン酸ナトリウム、飲料に含まれるトリポリリン酸ナトリウム、食品添加剤として使われる亜硝酸ナトリウム、各種防腐剤に入っている安息香酸ナトリウムなどが挙げられる」。
「食品を購入する際には、栄養成分表にあるナトリウム含有量をチェックすること。栄養成分表から、その食品にどれだけの塩分が含まれているかが分かる」。
アメリカ疾病管理予防センター(CDC)は、「多くの食品は、ナトリウム含有量を記しているだけだ」と注意を喚起している。ナトリウム1グラムは塩2.5グラムに相当する。レストランで食事をする際に、料理を注文するときに塩を少なめに、あるいは塩を入れないでと頼むことができる。1人分のパンには、95~210ミリグラム、ドレッシングには110~505ミリグラム、冷凍野菜には450~1200ミリグラムの塩がそれぞれ含まれている。一方、1人あたり1日の塩分摂取量は6000ミリグラムに抑えることが推奨されている。だが、我々に必要な1日の塩分摂取量が、食品に含まれる「隠れた」塩でほぼ満たされる。特に、加工された調理済み食品や飲食店の料理の塩分含有量は驚くほど多い。さらに、味が薄いと感じて、また塩を補充すれば、私たちの血管が受けるダメージは本当に計り知れない。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年8月23日
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